Instagramでいいねを増やすことは簡単ではありません。なかなかいいねが伸びず、悩んでいる方は多いでしょう。 この記事では、そんないいねを増やす運用テクニックをご紹介します。また、いいねが増えることで得られるメリットや、いいねが増えない運用法も解説しますので、投稿のいいねを増やしたい方は、ぜひご覧ください。
Instagramのいいねを増やす3つのメリット
Instagramのいいねを増やすことには、次のようなメリットがあります。
アカウントの信頼性が向上する
投稿に多くのいいねが付くことで、そのアカウントの信頼性や影響力が高まります。たとえば、美容サロンのアカウントであれば、投稿写真に多くのいいねが付いていることで、技術力の高さや人気度を示すことができます。これは新規顧客の獲得やブランディングにおいて重要な要素となります。
フォロワー獲得のきっかけになる
投稿にいいねが多く付いているアカウントは、新規ユーザーからのフォローを獲得しやすい傾向にあります。特に若年層のユーザーは、いいね数の多さを基準にアカウントの価値を判断することが多いです。そのため、インフルエンサーマーケティングにおいても重要な指標となっています。
集客力とリーチ数の向上を期待できる
投稿に付くいいねの数が増えると、Instagramのアルゴリズムの作用によって露出が増える傾向にあります。結果、より多くのユーザーの目に触れやすくなります。特に発見タブでの表示確率が上昇し、フォロワー以外のユーザーにも投稿が届きやすくなります。実際に、いいね数が1000を超える投稿は、そうでない投稿と比べて約2.5倍のリーチ数を獲得できるというデータもあります。
Instagramのいいねが増える8つの運用法
Instagramでいいねを増やすには、適切な方法でアカウントを運用することが重要です。ここでは、効果的な8つの運用方法をご紹介します。
ターゲットユーザーが面白いと感じるコンテンツをつくる
いいねを増やすためには、まずターゲットユーザーが何に興味を持っているのかを把握することが大切です。そしてそのターゲットユーザーが閲覧して「楽しい」「面白い」と思ってもらえるコンテンツをつくることが重要になります。
共感されるコンテンツは自然といいねを集め、検索での露出が増え、リーチが伸び、さらにいいねが伸び…というように好循環を生み出します。ターゲットユーザーがどのようなコンテンツを閲覧して共感するか、ポジティブな印象を持つか、成長している競合アカウントを調査して探ってみましょう。
投稿と関連性が高いハッシュタグを付ける
ハッシュタグは投稿の露出を増やす重要な要素です。ただし、投稿と関連性が低いハッシュタグを付けると、うまく露出を増やすことができません。投稿の認知を広げるためにも、投稿の内容と関連性があるハッシュタグを選定しましょう。
なお、ひとつの投稿に付けられるハッシュタグは最大30個までですが、無理に付ける必要はありません。投稿と関連性が高いものをピックアップし、付けることをおすすめします。
投稿内やキャプションでいいねを促す
キャプションでは、フォロワーに対してアクションを促す工夫を取り入れるのがポイントです。たとえば、「この投稿が参考になったらいいねして保存してください」といった自然な形で伝えると、ユーザーのいいねを集めやすくなります。
ターゲットユーザーがアクティブな時間に投稿する
一般的に、平日は通勤・通学時間帯の朝7時〜9時、お昼休憩の12時〜13時、帰宅後の21時〜23時がユーザーの活動が活発な時間帯です。
また、土日祝日は10時〜18時の間で比較的安定した反応が期待できます。このようにユーザーがアクティブな時間にコンテンツを投稿することを心がけましょう。
一定の投稿頻度を維持する
投稿頻度は1日1回を目安にしましょう。毎日同じ時間帯に投稿することで、フォロワーの期待感を高めることができます。
投稿が途切れると、アカウントの露出が減少してしまうため、投稿ネタは常に数日分をストックしておくことをおすすめします。
投稿したらストーリーズでシェアする
新しい投稿をストーリーズでシェアすることで、フィードを見逃したフォロワーにもリーチすることができます。
ストーリーズでは「新着投稿をチェック!」といったテキストを添えると、フォロワーの興味を引くことができます。
ほかのアカウントの投稿にいいねする
同じジャンルの投稿やターゲットとなるユーザーの投稿に積極的にいいねをすることで、相手からの返礼いいねが期待できます。
1日30分程度、関連アカウントの投稿をチェックしていいねする習慣をつけましょう。
コメントなどでフォロワーとコミュニケーションを取る
フォロワーからのコメントには必ず返信するようにしましょう。
質問には丁寧に答え、感想にも共感を示すなど、双方向のコミュニケーションを心がけることで、アカウントへの親近感が高まり、継続的ないいねを期待できます。
Instagramのいいねが増えない運用法
Instagramでいいねを増やすことに苦戦している方の多くは、次のような運用をしていることが多いです。これらの運用方法は、一見すると効果がありそうに思えますが、実際にはいいねの増加につながりにくい特徴があります。
自分が楽しいと思うコンテンツをつくり続ける
自分の趣味や関心に基づいて投稿を続けることは、アカウント運用のモチベーション維持には効果的です。しかし、ターゲットユーザーのニーズを考慮せずに、自己満足的なコンテンツを投稿し続けても、いいねは増加しません。
たとえば、料理のレシピ動画を投稿するアカウントで、突然ペットの写真を投稿するなど、フォロワーの期待する内容から大きく外れてしまうケースがこれに当たります。重要なのは、自分の興味とフォロワーが求める情報のバランスを取ることです。フォロワーの反応を見ながら、コンテンツの方向性を適宜調整していくようにしましょう。
投稿の更新が不定期
「時間があるときだけ投稿する」という不規則な更新は、フォロワーの関心を損なわせる要因となります。また、Instagramのアルゴリズムは、定期的に投稿を行なうアカウントを優遇する傾向があります。
不定期な投稿は、フィード上での表示順位が下がりやすく、結果としていいねが集まりにくくなってしまいます。特に、1週間以上投稿がない期間が続くと、その後の投稿でもエンゲージメント率が大きく低下することが分かっています。
たとえ高品質なコンテンツを投稿しても、更新頻度が低ければフォロワーの記憶から薄れてしまい、いいねを獲得することが難しくなります。
Instagramのいいねを増やす際の注意点
過度ないいね回り、フォロー回りは避ける
Instagramのいいねを増やすために、過度ないいね回り、フォロー回りを行なうことはおすすめできません。
フォロー数を急激に増やしたり、大量にフォローした後にすぐアンフォローするような行為は、アカウントのペナルティの対象となる可能性があります。
また、短期間で大量のいいねを行なうことも、スパム行為とみなされることがあります。
購入したいいねやフォロワーに頼らない
いいねやフォロワーを購入するサービスを利用することは、一時的な数字の上昇には効果があります。
しかし、これらの行為はInstagramの利用規約違反となり、アカウントの凍結につながる可能性があります。
また、購入したいいねやフォロワーは実際のエンゲージメントにはつながらないため、アカウントの信頼性を損なう結果となります。
投稿時間帯の配慮を怠らない
フォロワーが活発な時間帯に投稿することは重要ですが、深夜帯に集中して投稿したり、1日に過度な回数の投稿を行なうことは、フォロワーにストレスを与える可能性があります。
また、Instagram側からも不自然な活動として認識される可能性があるため、適切な投稿頻度を保つことが重要です。
これらの注意点を守りながら、継続的な運用を心がけることで、自然な形でいいねを増やすことができます。特に重要なのは、コンテンツの質を保ちながら、アプリの利用規約を遵守することです。長期的な視点で、オーガニックな成長を目指すことが、持続可能なアカウント運用につながります。
まとめ
Instagramのいいねを増やすには、ターゲットユーザーを意識したコンテンツをつくったり、ターゲットユーザーがアクティブな時間に投稿時間を心がけたりと、さまざまな工夫が必要になります。
いいねを増やすことには多くの労力がかかりますが、地道にアカウントを運用していくことが、自然ないいねを集めることにつながります。
ぜひ、今回ご紹介してきたことを参考にしながらアカウントを運用し、いいねを増やす取り組みを進めてみてください。