YouTubeの再生回数を購入するメリット・デメリットは?バレるリスクはある?

最終更新日:2025.01.09

Youtube再生回数を買う

現在のYouTubeは競合が多く、チャンネルを開設しても、「なかなか成長しない……」と悩みを抱えてしまうケースが多いです。

そんな中、注目を集めているのが、再生回数を購入するという手法です。

再生回数を購入すれば、すぐにチャンネルの再生回数を増やすことができます。しかし、再生回数の購入には、様々なデメリットもあります。

この記事では、YouTubeの再生回数を買うメリット・デメリットや、購入に潜むリスクを解説します。

YouTube再生回数を買うとは何か

YouTubeの再生回数を買うとは、SNSのエンゲージメントを販売しているサイトを利用して、人為的に動画の再生回数を増やす手法のことです。「YouTubeで成功したい」「収益を上げたい」と考えるクリエイターの間で、しばしば注目されています。

再生回数購入の仕組みは、主にボットや人力サービスを利用して行なわれます。ボットの場合、プログラムによって自動的に動画を再生し、視聴回数を増やします。人力サービスでは、実際の人間が短時間動画を視聴することで回数を増やします。

多くの場合、再生回数を買うサービスは、1000回の再生で数百円から数千円程度の料金です。ユーザーは希望する再生回数を選び、支払いを行なうと、数日から数週間で指定した動画に、購入したぶんの再生回数が追加されます。

YouTubeの再生回数を買うメリット

YouTubeの再生回数を購入する最大のメリットは、簡単に動画の再生回数を増やせる点です。

YouTubeには多くの競合がいるため、いくら高品質な動画を配信しても、なかなか再生回数が伸びないことがあります。特にチャンネルを開設した頃は、思う以上に再生回数は伸びません。

しかし、再生回数を購入すれば、そのような悩みを抱えることなく、動画の再生回数を増やせます。これは、再生回数を購入する大きなメリットと言えます。

また、収益化の条件を満たすことができる点もメリットのひとつです。YouTubeで収益化するには、YouTube公式が定める条件を満たす必要があります。YouTubeの収益方法として一般的な「広告収入」の条件を例にすると、

・チャンネル登録者数 1,000 人 ・次のいずれかを満たしている:  ・公開されている長尺動画の過去 365 日間における総再生時間が 4,000 時間以上  ・公開されているショート動画の過去 90 日間の視聴回数が 1,000 万回以上 YouTube で収益を得るには

上記では、ショート動画の再生回数が1,000万回以上と定められています。この条件を満たすには、どうしても多くの時間がかかります。しかし、再生回数を購入すると、すぐにこの条件を満たすことができます。

YouTubeの再生回数を買うリスク

YouTubeの再生回数を購入することには大きなメリットがありますが、その一方で注意しておくべきデメリットもあります。ここで、チェックしておきましょう。

アカウントが停止するリスクがある

YouTubeは、不正な方法で再生回数を増やす行為を厳しく禁止しています。そのため、再生回数の購入が発覚した場合、アカウントが停止される可能性が非常に高くなります。

これは、長年かけて築き上げてきたチャンネルや、そこに公開された全ての動画が一瞬にして失われることを意味します。特に、収益化されているチャンネルの場合、収入源を失うことにもつながります。

YouTubeのアルゴリズムは日々進化しており、不自然な再生回数の増加を検出する能力も向上しています。一時的に再生回数が増えたとしても、長期的には大きなリスクがあることを理解しておくことが大切です。

再生回数の購入がバレてチャンネル全体の評価が低下する可能性がある

YouTubeのアルゴリズムは、視聴者の行動パターンを分析し、適切な動画をレコメンドする仕組みになっています。購入した再生回数は、このアルゴリズムを混乱させる原因となります。

不自然な再生パターンは、アルゴリズムによって「低品質」や「スパム」と判断される可能性が高く、その結果、動画がレコメンドされにくくなります。これは、検索での自然流入が減少することにつながり、新規視聴者の獲得が難しくなることを意味します。

さらに、アルゴリズムは、チャンネル全体の評価にも影響を与えます。一つの動画でスパムを判定されれば、チャンネル内の他の動画にも悪影響が出る可能性があります。

自然に再生回数を増やす4つのポイント

サムネイルとタイトルを工夫する

魅力的なサムネイルとタイトルは、視聴者の興味を引き、クリック数を向上させるポイントです。

サムネイルは、鮮やかな色使いや、わかりやすいテキストを使用し、一目で内容が伝わるようにしましょう。たとえば、料理動画であれば、完成した料理の美味しそうな写真と、「15分で完成!」などのキャッチーなテキストを組み合わせるのが効果的です。

タイトルは、検索されやすいキーワードを含めつつ、視聴者の興味を惹くような工夫が必要です。「○○の裏技公開!」「プロが教える△△の極意」など、視聴者の好奇心を刺激するフレーズを使用することで、クリック数を高めることができます。

VSEO対策を徹底する

VSEO(Video Search Engine Optimization)は、動画がYouTubeの検索結果で上位に表示されるようにする対策のことです。効果的なVSEO対策を実施することで、検索結果での上位表示を期待でき、再生回数の増加につながります。

動画のタイトルや説明文には、適切なキーワードを含めることが重要です。たとえば、ダイエット関連の動画であれば、「簡単ダイエット」「脂肪燃焼」「短期間で痩せる」などのキーワードを効果的に使用しましょう。

また、字幕やクローズドキャプション(CC)を追加することで、検索エンジンがより正確に動画の内容を理解し、適切な検索結果に表示される確率が高まります。

ソーシャルメディアを活用する

他のSNSと連携し、公開した動画を投稿することで、動画の再生回数増加を期待できます。X(Twitter)やInstagram、TikTokなど、複数のSNSを活用し、より多くの視聴者にリーチしましょう。

たとえば、InstagramのストーリーズやTikTokの短編動画で、YouTube動画のティーザーを公開し、本編へのリンクを張ることで、新しい視聴者を獲得できます。

他のクリエイターとコラボする

他のYouTuberやインフルエンサーとのコラボレーションは、新たな視聴者層を獲得する効果的な方法です。同じジャンルや関連するテーマのクリエイターと協力することで、お互いのファン層を共有し、チャンネルの成長を加速させることができます。

たとえば、料理系チャンネルと健康系チャンネルがコラボレーションし、「健康的な食事と運動の組み合わせ」をテーマにした動画を制作するなど、互いの専門性を活かしたコンテンツを作ることができます。また、異なるジャンルのクリエイターとのコラボレーションも、新鮮なアイデアを生み出し、視聴者の興味を引くことができます。

まとめ

YouTubeの再生回数を購入することにはメリットもありますが、デメリットもあります。そのため、再生回数の購入はあまりおすすめできません。理想は、地道にチャンネルを成長させ、視聴者を増やしていくことです。動画の質を上げたり、VSEO対策に取り組んだりし、再生回数を増やしていきましょう。